わか

哭悲/The Sadnessのわかのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
4.0
目を覆いたくような、残虐でグロテスクなシーンの数々に眠気も一気に吹き飛びました。

あたり一面の血の海、体の欠損や臓器が飛び出すのは当たり前。
何より、2022年とは思えない、倫理観と道徳心皆無の言動ばかりで本当に酷い。

これぞ世界の終末、まさにこの世の地獄を映像化したような、どこまでも胸糞悪く、最低で気持ちの悪い、救い様の無い映画でした。

でも、個人的に笑ってしまうくらい面白いと思ってしまった。

人間の汚い部分や異常性、狂気だけをとことん突き詰めていて、今時珍しいと感じるくらい抑圧された感情を解放している作品だと思った。
わか

わか