sato4

哭悲/The Sadnessのsato4のレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.7
【2022年50本目】
驚くほど魅力の無い2022年夏映画(個人の感想です。)の中、事前情報ではひときわ輝いていた本作(個人の感想です)。満を持して観に行った訳ですが、まぁグロさや怖さは想定の範囲内というか。ウィルスが引き起こす症状(の設定)が面白かったのに対して、お話はびっくりするほどつまらなくて映画としての魅力はぶっちゃけ低かったけれども、シーン毎の破壊力は中々楽しめた(←これが正しい言葉か分からない)。嫌なシチュエーションいっぱい出てきたなぁ。台湾のジメッとした空気感にスプラッターは似合いますなぁ。

主人公カップルの行き過ぎた人助けの行動には「偉い」と思うよりも違和感を感じてしまい、最後までどちらの人物も好きになれなかった。嗚呼、自分もアルヴィンウィルスに感染してしまったのかしら。

映画館の隣の席のオジサンが咳をしていてリアルパンデミックの危機に怯えながら観たのだけれども、コロナに感染したら絶対アイツのせいだ。
sato4

sato4