一般の個人の行動が、どれだけ世界平和に貢献できるかを示し、希望を持たせた映画。監督自身が奮闘し、全ての紛争を休戦させる"Peace One Day"を国連に採択させるまでの過程を描く。
確かに試みはすごいし、その行動力と根気の良さには感服する。ただ、
1.実際PODがどれだけ機能し、世界に影響を与えているか。
2.監督は、ある程度メディアという力を握っているという強みを持っている。全くの個人が実際にどの程度国連に影響を与えられるだろうか。
3.あそこまでの労力を払って、以前から国連に存在したInternational Day of PeaceをPODに変える必要が本当にあったか。また、それによって本当にPODの知名度は上がったのか。
といった、幾つかの疑問は残る。
それでも監督の行動は賞賛に値するし、彼はその後もPeace One Dayの様々な活動を続けている。
以下はその活動のホームページ:
http://www.peaceoneday.org/page/home