てすら

CUBEのてすらのレビュー・感想・評価

CUBE(1997年製作の映画)
3.9
当時(1998)として得体の知れなさと閉鎖感を与える新感覚のホラー映画.

冒頭のトラップシーンの演出のおかげで、キューブの各部屋を移動するたびにドキドキ感じる.また,進んでいくにつれて狂っていく人の姿や現れる本性もうまく描かれている.登場する知的障害の男性の能力が認められ活躍していく姿と最後には考えさせられるものがある.

キューブそのもの自体は物語のメインではなく,出口を目指して進んで行くことがメイン.
最後は人によっては後味が悪いかもしれないが,個人的には大満足である.
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