最初から最後まで、人間のその場の感情で振り回されるEOが
可哀想で仕方なかった。
この類だと犬が起用されることが多いけど、今回はロバ。
感情表現が少なくて難しい。
通常の鳴き方がわからないから、何を想っているのか雰囲気から読み取るしかない。
つまり結局は作中でEOを振り回した人間たちと同じことしかできないんだと痛感した。
まあ私の場合は映画の鑑賞者だから、監督に左右されてるけどね。
この作品は登場人物たちの細かいキャラクター像が明確には示されない。
わからない部分が多いけど、それこそがEO目線の人間なんだなって理解してからは、本当に人間は謎。
目先の欲まみれだなって気持ち悪くなった。
私の可愛いネロ(実家のわんこ)からああやって思われてたらやだな、、
