ヴァイオラ

別れる決心のヴァイオラのネタバレレビュー・内容・結末

別れる決心(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

パク・チャヌク作品を初めて観た。なんだ、この映画全体の空気感。ソレが来ているシャツとかワンピースみたいなベルベットな質感。音楽とか衣擦れとかの音と相まって、これは惹かれるよなあ、と。
不倫物ではあるんだけど、なんなんだー!この気持ち!
翻訳機適宜使いながらのコミュニケーションが、全く別ジャンルなんだけど、並行して観ていた『韓国ドラマな恋がしたい』を個人的には彷彿とさせた。自分のわかる外国語を超えて相手に伝えたいことが生まれたとき、確かにそこは母語になるよなー、とか。
本当にわかり合ってるのかな?って時もあったり、言葉にしなくてもわかること、言葉にしていなかったからと言って、表現していないわけじゃないことってあるよね、とか考えたりした。
最初、韓国語の言葉で、中国語で愛してるって聞こえる言葉があるのかな、とか思っていた自分が浅はかであった。そういうことじゃないんだよね!
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