CLOSE／クロースのsueのネタバレレビュー・内容・結末

少年たちの心を繊細に描いている映画だった。
途中字幕がほぼ無かったのに意味が理解できてしまうくらい細やかにストーリーが進んでいく。
包帯を巻いているシーンでは、大人は痛みに対して泣いているようにしか見えていなく、当事者にしかわからない痛みを表現していた。
最初は何故レミが亡くなったのか、半信半疑のようで、どこか気づいているレオが段々と自責の念で押しつぶされて、衝動的になっていく。
レミの母に謝りに行きたいけど行けないという流れが言葉がなくても分かるようになっている。
思春期の心の揺れ・危うさがひしひしと伝わった。