この子は、レオは、この罪を一生抱えて生きてゆくのだろうな。
なんて残酷な。
思春期にありがちな出来事…と大人になった今なら思えるけれど、子どもにとっては世界の終わりくらいに辛いことってたくさんある。
自分のとった行動がこんな取り返しのつかないことになるなんて。
でもそんなこと誰にもわからない。
レオがずっと泣かないのが観ていてとても苦しかったし、二人で走り抜けたあの美しい花畑を最後一人で走るレオの姿が悲しくて辛かった。
タイトルの「CLOSE」に「近しい」とか「仲良し」という意味があることを知ってまた辛くなった。