ストーリーは理解できるものだとしても、納得できるかどうかが別なんだなあと思った。罪であるという描き方と同時に、その罪の意識を持つのは子どもたちでしかも同性になるんだなあ、という 何やらもにゃもにゃしたものが。
ふたりがくっつていることに対して、恋人なの? と聞くのは異性だろうと同性だろうと起きがちであり、どんな性別であれ「それを聞くのはちょっと……」となると思うのだが。同性であることでより悲劇性を増している感じがあり。それがちょっと厄介かもと思った。
「同性コミュニティによる悲劇性」は時として、異性コミュニティよりも格上のように描かれがちで、異性コミュニティだって同様に悲劇性を含むんだよなという思いがあり。
この作品はそういった流れではないとしんじているが、そういう受け取られ方をしている気がする~~~!! になった。
子どもには十分なケアが必要。傷ついた人間にはケアが必要。それはいつの時代も変わらない。