このレビューはネタバレを含みます
観た…!意外とゆったりした感じでストーリーが進むので、ちょっと眠くなっちゃって記憶が飛んでるところもあるので評価はなしで。。
内臓と刺青とセックスの話。そしてプラスチック食というか、人間の食物についての話でもある…総じて人間の内側のことについて考えたいということはわかる。
痛み軽減ベッドや朝食補助椅子や手術台のデザインがあまりにもクローネンバーグすぎて、逆になんか面白いな……っていうのはある。デザイナーがクローネンバーグじゃないとどんな近未来でもこうはならん…!って思っちゃう。
内臓剥き出しシーンはあるけど被験者側がまったく痛みを感じていないので、むしろやたらセクシーに見えるように撮っているというか、このシーンは絶対やりたかったんだろうなあ〜〜と思いました。
個人的にはもう少し奇天烈な形状の臓器がズルッズル出てくるのをイメージしてたので、わりとあっさり?(多分なかったと思うけど、もしも私が若干うとうとしてたシーンでそれをやってたらすごく悔しい……)
プラスチック食がとにかく忌避されていつつも水面下で広がっているような世界観だったけど、実際に手術でプラスチックを食べられるようになったら、人間の見た目はどう変わっていくんでしょうね。その先ももう少し見てみたかったかもしれない。