ほぼ事前情報無しで鑑賞。
クローネンバーグ作品と言えばスキャナーズとビデオドロームが自分の中に強く残っている世代なのですが、今作品を観て先ず一言。
やっぱこの監督はお腹開けてんなw
難解であろうと覚悟して観たが、個人的には序盤はむむっ!?と感じたが、想定していたより理解出来て、中盤以降、ストーリーにグイグイ惹かれた映画でした(^_^)
終盤にならないとストーリーのピースが繋がらないので、なかなか焦らされた映画ではあったかな。
それ程酷いグロさはなく、ハードSMのプレイに似た様な、独特で官能的な世界観に惹き込まれる表現手法は、流石クローネンバーグ監督ならではと言った所ですな。
ラストシーンは人間の進化の是非を問われた様な、ガンダムUCで云う所の連邦政府の立場で、ラプラスの箱の条文を突きつけられた人間が自分がニュータイプになってどうする!?って感じた衝撃のラストシーンでした。
って書いても、これ読んで共感してくれる人いるかな?w
もう一度しっかり観てみたいと思える映画でした!