2023年93本目。
デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作。
あらすじを読むと「そんな話やったんか!?」となること請け合いのSF映画。
人類が進化により痛覚を失い、更なる進化を遂げた先にあったのが「加速進化症候群」であり、主人公ソールは常日頃新たな臓器が体内で生み出される。
そして、その新たな臓器を使ってショーを催し、アーティストとして確固たる地位を得ている、という設定。
正直、訳分からん(笑)
とは言いつつ、
ソールという臓器をショーに使うアーティスト、冒頭のプラスチックを食べる少年という新たな進化を取り締まるべく政府機関が規制を掛ける点から、旧人類から恐れられる新人類、やがて強い新人類が旧人類を淘汰する…そんな進化の過程を見せられた、という点は理解した。
また、痛覚の消失含む、全ての進化の過程が地球の環境変化というネガティブな要因から生じているのも、ディストピア的世界観にマッチしている。
やっぱり、自分はアート系極振りの作品は向かんのかも。。。