ヴィデオドロームを見た週にこちらも見て、クローネンバーグ初期から最新までを堪能させていただきました。どっちも一緒に見てくれた友人、かけがえのない友すぎる。こちらはもう世界観がアレで本当に誘いづらかった。結果あまり事前情報入れずに来てくれて、なんかよかった。
痛覚がなくなった未来の世界で、臓器をアートにして外科手術的なパフォーマンスを行う恋人たちと、彼らを取り巻くあれこれのお話。まず「精神的指向性により体内で生み出される臓器、とは?」ってなるし、それに体内の中でアートを施すのも「e?」って感じだし、あと椅子とかベッドが特殊すぎてもう最高かよ。クローネンバーグのフェチズム全開で大変良かったです。
肝心のお話は分かったような分からんようなだったけれど、そこはそんなに気にならないくらい私は満足しました。クライムズ・オブ・ザ・フューチャーごっこやれるような恋人を探すことが来年の目標です。