ベンジャミンサムナー

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

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 今年の映画初めはクローネンバーグ!(都会では去年から上映されてたけど)

 クローネンバーグの作品は粗方鑑賞し、本作も含めて毎回「肉体の変容、拡張、進化」についての話をしているのは分かるんだけど…

 本作はもう最初から何を言ってて何をしてるか分かんねぇ!

 これまでのクローネンバーグ作品は、肉体(ないしは精神)が変容し始める主人公、もしくはその技術が普及し始めてる社会の話だった。
 でも本作は、人類の肉体が既に変容してる社会且つ、既に主人公が特異体質になってる状態から物語がスタートするので、もう導入から着いていけん!