聖地には蜘蛛が巣を張るの渡辺智子のレビュー・感想・評価

見逃してた映画、イランのシーア派の聖地マシュハドで実際に起こった娼婦連続殺人事件を題材にした映画。犯人は街を浄化するためと自己顕示の電話を警察にかけてくる。また犯人を英雄視する人々もいる。テヘランからやってきた女性ジャーナリストが事件を調べ始めるが男尊女卑の伝統社会が立ちはざかる。犯人は妻も子供もいる普通の男性なのだが、逮捕されてから意外な展開になる。イスラム社会独特の話ではなくかなり普遍的な話とみた。殺人のシーンはかなり強烈なので注意ね😉