聖地には蜘蛛が巣を張るのウガチャンムービーログのレビュー・感想・評価

イランの聖地マシュハドに実在した「スパイダー・キラー」による殺人事件に着想を得て作られた作品である。
イランの宗教的・社会的な価値観が如実に表現されているのだが、世界で
民主主義はマイノリティである事を痛切に感じる。
被害者が16人にも及んでいるのだが、犯人サイードの殺害方法がポンコツすぎる。
アリ・アッバシ監督の意図する所は、それ以外にイランに存在するバックグラウンドの方を描きたかったのであろう。