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聖地には蜘蛛が巣を張るの817のネタバレレビュー・内容・結末

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

正直イスラム教の下に娼婦がいることに驚いた。売春や宗教の事に口を出す気はない。しかしなにかというと「神のご意志」という国民性、神が女を買えと言うのだろうか?

女性差別の強い国柄とは聞いていたが、想像以上に恐ろしい意識だった。

捕まってからもとにかく驚きの連続である。お父さんは、薬漬けの腐った女を殺して浄化したと息子に説明すると妻。殺人と捉えていない。真実を認めたくないのかも?とも考えたが、たぶん違うのだろう。
自分も夫の死刑後は、もしかしたら貧困に陥り、同じ道を辿る可能性が大いにある国じゃないかと想像できる。
そして息子が後を継ぐと笑顔で意気揚々と話す様は鳥肌ものだった。

これが宗教の闇なのだろう。
二度と観ることはないが、衝撃の作品である。
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