寒気がした。
娼婦を汚いものと唾棄するサイード含む街の人々。娼婦を買う人間に対する罰は行われないのに。
大切に想う妹の前で、娼婦を殺す方法を嬉々として語るアリの姿に、サイード亡き後も変わらないで…
結局は下民は権力側からいいように使われ、後ろ盾を失くした家族は大衆的な思想に傾倒せざるを得ないという結末。
サイード(犯人の男)が子ども達と楽しそうに遊んでいるシーンや、自分の息子にしっかり謝まっ…
娼婦の連続殺人を追いかける記者のサスペンス!と思っていたけど、そこが1番のミソってワケではなくて
信仰、"穢れ"とされる娼婦、不安定な精神、こびり付く家父長制、男女の権力勾配、
根強く傾いた信仰…
自己顕示欲が強い。
私にはただの変質殺人鬼にしか見えないサイードを周囲の多くの人たちが擁護する様子がこわいし腹ただしい。
息子アリもこわいし。
買春する男たちを殺さないのはなぜ?
女だけ悪いみた…
2026年59本目。
なかなかに強烈。頭を殴られるような激しさはないけど、針で首筋をチクリと刺されたような、そこから体内にじゅわりと毒が巡るような……不気味な絶望感が残る作品だった。宗教という、ある…
母国イランに映画監督として壮大な「贈り物」をするアッバシ、心臓が2つあるのかと思わせる強さ。
そもそも何故娼婦にならざるをえないか、それは、「女は男に養われるべき」だから。しかし実際の男たちは隣国か…
神のために…って言いながら殺人を繰り返していく
そしてそれを家族は誇らしく思って跡を継ごうとしているってのがゾッとした
自宅でやるかね?!と思ってその点も驚いたし、女性たちが本当に雑に扱われている…
©Profile Pictures / One Two Films