このレビューはネタバレを含みます
皆割と話を聞いてくれ無さすぎて、言えば赤の他人なのにクリスマスパーティに呼ばれたり更に妊娠までも色々と勘違いされまくるカオス具合がわらえました。
大家の息子(？)も始めは勘違いの痛い人かなと思っていたら、後半になるにつれて不器用だけど割と良い人なんだなぁと主人公との友人のような関係性を見て、ほっこりもできました。
最初はピーターに夢中だったはずが、次第に弟のジャックに惹かれていくのも浮気じゃないのに浮気のような感覚がしたりと、関係がややこしすぎて面白かったです。
ただ彼らの家族や一癖あるご近所さんなど、難はあれど良い人ばかりで、ラストに家族総出でプロポーズに来るのもなんだか暖かい気持ちになれて素敵でした。
最後の台詞でタイトルが回収されるのも、そういう意味だったんだと予想と違ったのも面白くて良かったです。
混乱具合と後戻りの出来ない四面楚歌具合がハラハラさせられながらも、登場人物にほっこりできる面白い作品でした！
