あちらにいる鬼のりさのネタバレレビュー・内容・結末

妻がいる男が他の女を好きになるのはよい。
けれど、妻も愛人も自分のものとして、好き勝手にふるまう様は気分が悪い。
こんな男を捨てられない女たちも気持ちが悪い。
愛人は出家という方法で男から逃れるが、妻はうすら笑いが染みついた顔で男を最期まで支えたようだ。
広末が薄気味悪さを貼り付けた表情でハマっていた。

出家後の瀬戸内寂聴の大活躍を見ているので、極端な選択と感じた出家も大成功だったと、からからとした笑顔を思い出す。