シンプルにおもしろかった！
漫画の実写化の中でも原作再現度が高い。
私はもともと原作が好きだったのでかなり楽しめたけど、原作を知らない人からすると漫画的な表現が不自然と感じたり、わかりにくい部分があったりするかもしれない。
個人的な意見になるけど、原作ファンのための映画だと思う。（まあ漫画原作の作品はだいたいそうかもしれないけど…）
キャラクターの再現度は本当にすごい。
一番不安だった杉本役の山崎賢人は、杉本が実在するならこんな感じかもと思わされるくらいの熱演。
シリアスなシーンもコミカルなシーンも、原作の雰囲気を壊さずうまく演じたと思う。
山崎賢人が頻繁に実写化に起用される理由がわかった気がする。
公開前から楽しみだった鶴見と土方は本当に原作そのまま。
玉木宏と舘ひろしはそもそもスタイルが良いので、立っているだけでも絵になってた。まさに漫画から飛び出してきたみたいな。
キャスティング考えた人天才では…。
キャラクターの話ばかりになってしまったけど、内容ももちろん良い。
冒頭の戦争シーンは迫力があり、バンバン人が死ぬし血も出るから満足度高め。
人間同士の戦闘シーンに加えて、熊の恐ろしさの描き方もすごいんだわ。去年問題になっていた熊出没のニュースを思い出した。
ところどころ挟まれるコミカルなシーンも、原作どおり心のオアシスという感じでほっこり。
早く続編が見たい！
