高杉晋作

ゴールデンカムイの高杉晋作のレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
3.9
キングダム2作目で「やっぱ実写化ものはもういいや勢」になってしまった身としては本作も(主役も同じ人だし)観なくてもいいかな〜と思っていたけど、仕事の合間に空き時間が出来たのとなんか評判良いっぽいので鑑賞。結果ちゃんと良かった!これは続編も劇場で観ます。食わず嫌い失礼しました笑。

キングダムは衣装やキャラ造型を忠実に頑張ったが故のファンタジー感が無理になってしまったんだけど、本作はほぼ現代劇ということもあり概ねしっくりきた。実写化された個性溢れすぎるキャラ達を観ながら、リアリティギリギリのラインを攻める野田サトルのキャラ創造力の凄さを改めて実感。

個人的には山田アシㇼパ杏奈が優勝です。透明感と強い眼差し(カラコンGJ)が素晴らしかった。子役を起用しなかったことに文句も出てたけど、顔立ちが程よく幼いしあの衣装のおかげで杉元と並ぶとちっちゃく見えるし大正解だったのでは。

アクションは冒頭の二〇三高地が気合い入りまくってたせいで後半がこじんまり見えてしまったけど、まあ序章だから仕方ないか。でも聞いてた以上に序章すぎて「え、ここで終わり??」とはなった笑。

そして動物のCGがクオリティ高くて驚いた。毛並みの不揃いな感じとか動きとか世界レベルなのでは。

あと尾形の黒目は後処理で光を塗りつぶしてるかどうか知りたい。眞栄田郷敦がとてもハマっていたのはその効果もあると思っているけどどうなんだろ。
高杉晋作

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