のび

青めぐる青ののびのレビュー・感想・評価

青めぐる青(2022年製作の映画)
3.7
コロナ禍と青春時代が交差する作品。
全編を通して伝わってくるのは"息苦しさ"や"閉塞感"

これは観る人によって全然見え方違ってくるんじゃないかな。
抽象的なセリフが多く、それぞれのカットで物語っているシーンが多い。
惹きつけられる何かがあって2回見ちゃったよ〜👀

全編大分で撮られたということだったけど、大分に行ったことないからなのか、大分っぽさがあまり感じられなかった。
ただ、監督のインタビューを見るに、地元のロケーションで普遍的な映画を撮ろうとしたからこその演出だからなのかな?
青春のよくないところもリアルに描いたのかな。

今(コロナ禍)もずっと窮屈だと話すヒロイン。
17分の中で観える世界が、リアルで生々しい…息苦しい…
甘酸っぱ青春を期待しただけに、、、
ストーリーの解釈は観客に委ねられるけど、"ちょっと思い出しただけ"に見えてずっと胸にしまってあるみたい。
子どもがつけてるミサンガの意味が知りたい〜

それにしても撮り方が良い。
目線や表情、色、が良くて水族館のシーンは良いね〜🐟
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