サメガミ

希望と絶望 その涙を誰も知らないのサメガミのレビュー・感想・評価

4.2
重い映画だった。
表舞台ではキラキラ輝くアイドルの壮絶な苦悩にスポットを当てていた。

日向坂46をもっともっと有名にするために、個々人が限界まで身体と精神を追い込んで、ファンのために笑顔で踊ったり、バラエティに出たりする。
メンバー個々人はプロデューサーの操り人形でしかなく、どんなにきつくても限界までやり遂げるしかないのかと思った。
これがアイドルでありプロとして普通のことなのか。
アイドルの寿命が短いからしょうがないとは思うが、バタバタと体調不良になる姿は見てて辛かった。

その中でも常に笑顔を絶やさないキャプテンやべみほは凄いなと思う。

マネジメントというか個々人の心のケアをするような専門家はいないのか、
それを全てチーム内で解決しないといけないとしたら、酷すぎる。

自分はここまで追い込めているかと自問自答した。