電気羊

希望と絶望 その涙を誰も知らないの電気羊のレビュー・感想・評価

3.5
日向坂46のドキュメンタリー映画第2弾。
センター交代、酷暑の野外ステージ、体調不良、精神の安定、少女たちは天空アイドルという座にいながら常に葛藤にさらされていた。
失神するメンバー、流れる涙、それらを乗り越えステージに立つ喜びこそがアイドルの本懐だろう。

コロナ禍で無人のステージでパフォーマンスし続けた日向坂46。
規制が緩和され、ファンを入れてのステージで歓喜する日向坂46のメンバーたち。
絶対王女だったAKB48も容易くトップから陥落した。欅坂46は解散の憂き目に会った。 
アイドルを成立させるものはアイドル、ファン、運営の三位一体。どれが欠けてもアイドル活動は成立しない。
だが、アイドルも人気が出るとファンがいるのが当然と思うようになる。
その結果、よく文春で流出騒ぎが起きるのだが。
ファンはすぐに推し変する。
初心忘れるべからず。
電気羊

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