山小屋で休暇を過ごす一家の元に謎の男女4人が訪れる。「家族のうち1人が犠牲になれば世界の終末を防ぐことができる」4人の訪問者は一家にそう告げる。
家族の犠牲か世界の終わりか。しかも命を奪われるのでなく、一家自ら犠牲を選べという無茶振りの極み。同性カップルと養女という現代的な家族の形を示している一家。しかし咎を負う理由もない一家に究極の選択が求められる不条理とは一体何なのか。
全く不可解なシチュエーションには絶対何かある。訪問者が全身タトゥーで巨躯を誇るデイヴ・バウティスタだったら絶対何かある。シャマラン監督だったら絶対何かあるはず…。という感じで楽しめたので決して嫌いではない。