AYA

K.G.F:CHAPTER 1のAYAのレビュー・感想・評価

K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)
4.5
Slaam Rocky Bhai!!
ロッキー兄貴万歳!!!

厚すぎる胸板に野望をたたえ、太すぎる腕にはハンマーを携え、己の身一つで冨と権力を手に入れろ!

脳筋かと思いきや普通に悪知恵が働くタイプのマッチョパワー映画で大満足!

【あらすじ】--------------------
インドの金鉱”K.G.F”。
そこは世界の覇権を握るにも余る巨万の富が眠り、それを掘削するため日夜数万の人々が奴隷として働かされていた。
その”K.G.F”はまるで小さな国のようで、大きな外壁に囲まれて外界とは堅強な壁で遮断。支配者たちと奴隷たちで一つの社会が形成されている。
そんな時、K.G.F初代首領のスリーリヤワルダンの死去をきっかけとして、KGF所有権を巡るインドの裏社会史上最大の戦争が勃発。
各幹部たちが思惑を巡らせる中、
後継の最有力候補であるスーリヤワルダンの長男ガルダ暗殺に向け、1人の男が戦場へと送り込まれる。
その名はロッキー。
世界を己のモノとせしめる男。
今日も母親の遺言である、
「貧しいと何もできぬ。死ぬ時は金に囲まれて死ね。お前はこの世界の支配者になる男だ。」
その言葉を胸に突き進むのみ!
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3時間なんてものともせず、起承転結を描き切るインド映画が最高すぎる。

母親の教育方針、
「殴ってきたやつを仲間と一緒に集団リンチしただって?あんたそれやるなら1人でやりなさい。」は大草原。マジで火山みたいな人から火山が生まれたなぁって…母は偉大なり…

ロッキー兄貴の歩き方好きすぎるし、ロッキー構文が最高にロッキーだし、毎回アベンジャーズみたいなBGM流れるのが好きすぎてニンマリ笑顔で楽しめました。
※結構なバイオレンスなのでそこだけ注意!

この世で一番恐るべきは、
武力を携えている人でも権力を持ってる人でもなく、その行動の根底に揺るがぬ信念がある人なんだなって思いました…絶対に折れない。

“権力者は豊かな土地に生まれる、
というが、違う。
権力者が土地を豊かにするのだ。”

P.S
劇中にちょくちょく出てきたビリヤニギャグ覚えてぇ〜って思ったし、ちゃんと背景の説明は踊りながらしてくれるのありがたい。
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