豚肉丸

あしたの空模様の豚肉丸のレビュー・感想・評価

あしたの空模様(2022年製作の映画)
3.8
哲学専攻の教授である東ドイツ出身の女性が実家に帰省したことで、自分の生き方を見つめ直すことになるお話

東西ドイツの格差、世代間の格差、都会と地方の格差...など、様々な格差による障害が浮き彫りにされ、「教授」「母」「娘」と色々な自分を持ちながらも、そのどれもが上手く行っておらず人生に行き詰まっている...
主人公である女性のその不安定さや漠然とした不安を、女性の日常とそこから垣間見える格差などの障害で表そうとする物語は良かったが、全体的には可も不可もなく普通といった印象。ラストシーンは良かった。
豚肉丸

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