台湾ホラー映画。
日本のようなジワジワ系怖さも感じさせつつ、海外のようなライブ感ある怖さも提供しているホラー映画だった。
一応劇中の映像は主人公が全て撮影している"程"で進められていくんだけど
何回か「これ今誰が撮ってるんだろう」って思うシーンがあった。この設定のせいで集中できない瞬間が生まれてしまうのは本末転倒だと思う。笑
POVの宿命でもあるんだけどね。
ストーリーは呪いを受けた娘を救うべく奮闘する話で
もう既視感満載で所々のシーンも見たことあるようなものばかりなんだけど
この映画がすごいのはそれら全部がちゃんと形として成り立っていること。つまりある程度は怖い。
脅かしてくるタイミングはありきたりでしたがそれに至るまでの雰囲気作りが絶妙で、特に前半部分は結構恐かった。
清水監督の「村シリーズ」を彷彿とさせる展開やシーンがちらほらあるのですが
あの村シリーズと比べ物にならないくらいクオリティ高かったです
そしてラストのサプライズ
ホラー映画は見終わった後も怖さが持続するかどうかで良し悪しが決まる気がします。この映画はそういった意味で評価が高いのではないでしょうか。
見て良かったです。早速バイト先の後輩にオススメしてきました。
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[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆