地下鉄の下に広がる廃墟のトンネルにニッキーと5歳の娘リトルは暮らしていた。
ニッキーに羽が生えれば地上に出られると言われ信じるリトル。
不法居住者の摘発で2人は地上に逃げることになる。
暗く不衛生な廃墟のトンネル。
一度も外に出た事のないリトル。
ニッキーはジャンキーでとんでもない母親だが仲睦まじく暮らすリトルにとってかけがえのない存在。
実際にもニューヨークの地下には、この様な人達がいるらしい。
辛く悲しい決断をするニッキー。
そんなニッキーを照らす朝陽が印象的。
それぞれの明るい未来が待っているのだろうか。
セリーヌ・ヘルド、ローガン・ジョージ監督作品