オリジナルの台湾版は視聴済。概ねオリジナルに沿った内容で、ちょっと意味不明なところのあったオリジナルの復習(検証?)にうってつけです。やはり、不可思議で先読み不可能なプロットは独創的で面白いです。
この作品を楽しめるかどうかのポイントは、あの非科学的な現象が受け入れられるかという点にあると思うのですが、その点では、父親(加藤雅也)が説明者となってきちんと種明かしするところが良かったですね。それでも釈然としないところはあるんですけど(彼女が24時間を取り戻すタイミングと、彼が24時間を失うタイミングがなぜ一緒だったのか、など)。
また、主役の男女を入れ替えたという改変は効果的でしたね。オリジナルでは男の行動がキモく見えたのですが、女性(清原伽耶)にしたことでそこが緩和されましたから
あと、フィーチャーされる歌が面白い。「女ひとり」と「なのに貴方は京都へゆくの」という歌がツボにハマりました。