アリソン（ジュリア・プランチャード）は、恋人カーソンの母親スーザンが主催するビーチでのパーティーに家族と訪れていた。
浜辺でくつろいでいると、突然弟のケビンがサメに襲われているのを発見する。
そのピンチを救ってくれたのは、ダニエル（ブルース・スティーブンソン）と名乗る青年だった。
これをきっかけにダニエルはアリソンの家族と仲良くなるが、自分に好意を寄せて近寄ってくるダニエルに対して、アリソンはどこか違和感を抱いていく。
そんなある日、恋人カーソンと出席する予定だったパーティーに、突然彼から"行けなくなった"と連絡が入り、アリソンは不審に思いながらもダニエルを信じるようになっていく。
だが、ダニエルには、おぞましい顔を隠していた。
「サメ映画」✖️「ストーカーサスペンス」が合体した内容でマニアから話題のサスペンス映画。
ただ女の子に近づくきっかけが、飼い慣らしていたサメを女の子の弟に襲わせることだったり、サメを使い証拠隠滅したりするくらいなので、サメ映画のお楽しみのサメとの死闘などの要素は少ない。
ただ高校の時の彼女に似たアリソンに勝手に運命を感じて、あの手この手でアリソンに近づくためアリソンの里親テッドや彼氏のカーソンなどを始末し、巧みに近づいていくダニエルの好青年ぶりとキモいストーカーぶりの二面性を巧みに演じるブルース・スティーブンソン、まあまあ可愛いアリソンを演じるジュリア・プランチャードの演技と魅力が、平均的なストーカーサスペンスの内容をもたせているサメストーカーサスペンス映画。
「よく言うだろ。愛は人をおかしくするって」
