はる

サメストーカーのはるのレビュー・感想・評価

サメストーカー(2020年製作の映画)
2.8
【あらすじ】
フォトグラファーになる夢を抱くアリソンは、年下の恋人・カーソンの母親が主催するパーティに、家族同伴で訪れていた。ビーチで遊んでいると、アリソンの弟・ケヴィンが突如サメに襲われ、アリソンが助けに向かう。間一髪で見知らぬ青年に助けられ、姉弟は事なきを得る。
助けてくれたのはダニエルと名乗る好青年で、ケヴィンもアリソンの母(ダイアナ)も彼を気に入り、交友がスタートする。が、ダニエルはどうやらアリソンに気がある様子。そして、アリソンは次第にダニエルの態度に違和感を抱きはじめる。

【感想】
・サメがストーキングしてくるわけではないため、サメはほんの少ししか出番なし。いわゆるサメ映画が観たい方のニーズには合わないので注意。

・薄気味悪く思っている男を、自分以外の家族は信頼し好感を抱き、あまつさえ自宅に居候させている、という状態の恐怖と不安ははかりしれない。ダニエルには、マインドコントロールの才能があるのだろう。

・人食いザメより執拗なストーカーのほうが100万倍おそろしいことを実感する作品。

※現時点で『サメストーカー』シリーズは3作品あり、実は本作は2作目にあたる。1作目と思い込んで鑑賞してしまった。
制作順・時系列順ともに、『サメストーカー ビギニング』→『サメストーカー』→『サメストーカー リターンズ』の順らしい。
時系列で観たほうが楽しめるのかもしれない。
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