シアトル国際映画祭にて。
ナチスの反逆者リストに載ってしまったジャーナリストとその息子、逃亡し母のいるニューヨークを目指す。原作ありらしい。
父子の逃亡劇になるかと思いきや、息子と案内役の女の子とわんこの旅。
背景は重たいけど子供向け映画みたいな雰囲気。
ナチスに追われ父子引き離されるのもあっさりだし、そうなった原因がわんこを無理やり連れてきたからだってのもちょっと拍子抜け。
逃亡側も追跡側ももっと緊迫した雰囲気あるのかと思ってた。
舞台はフランス、そこからアメリカへ向かう結構な旅路なんだけど雰囲気もテンションも代わり映えなく、いつのまにかアメリカ…!?という感じ。
道案内の子にも大きなことが起こっているのに、こちらもさらっと描かれていて、とにかく映像的にも語り方にしても起伏に欠けていた。
わりと子供にはきつい体験だと思うが、まるで子供アドベンチャーのようだった。
テレビ映画ぐらいでちょうどいいかもね。