力強い歌声と映像の力で圧倒される160分。序盤こそ上手く物語に乗れなかったが、ゲームチェンジャー的に転校生の彼が登場してから一気にミュージカルもストーリーも面白くなった。スターダストでの主人公2人の変化には感動して涙溢れちゃった。
ミュージカルにありがちな物語の進行を止めてしまう歌唱パートは上手くストーリー進行で流れを止めない工夫がなされており、実に見応えがあった。
一方、クライマックスを飾る“defying gravity”は圧巻なものの、それ以外は耳に残る印象的な歌が少なかったのが心残り。
ミュージカルの歌唱パートよりも個人的にはダンスというか俳優たちの動きやアクション的な迫力に魅了された作品でした。
後編にも期待がかかりますが、インターミッションながすぎやしないですかね…。
〈キャスト〉
エルファバ・スロップ(シンシア・エリヴォ/高畑充希)
グリンダ・アップランド(アリアナ・グランデ＝ブテーラ/清水美依紗)
フィエロ・ティゲラール(ジョナサン・ベイリー/海宝直人)
ボック・ウッドスマン(イーサン・スレイター/入野自由)
ファニー(ボーウェン・ヤン/kemio)
ネッサローズ・スロップ(マリッサ・ボーディ/田村芽実)
ディラモンド教授(ピーター・ディンクレイジ（声）/山寺宏一)
マダム・モリブル(ミシェル・ヨー/塩田朋子)
オズの魔法使い(ジェフ・ゴールドブラム/大塚芳忠)
シェンシェン(ブロンウィン・ジェームス/ゆりやんレトリィバァ)
スロップ総督(アンディ・ナイマン/岡田誠)
スロップ夫人(コートニー・メイ＝ブリッグス/大平あひる)
ミス・コドル(キアラ・セトル/竹内順子)
アヴァリック(アーロン・テオ)
ダルシーベア(シャロン・D・クラーク（声）/新井笙子)
オオカミ医師(ジェナ・ボイド（声）/泉佳奈)
ニキディク教授(コリン・マイケル・カーマイケル)
※2025年新作映画29本目
※2025年劇場鑑賞23本目
