このレビューはネタバレを含みます
アカデミー賞にの沢山の部門でノミネートされて世界中でヒットしている作品です。アリアナ・グランデが出演している事もあり興味があったので映画館へ観に行ってきました。
本作はミュージカルを映画化した作品らしいです。
『オズの魔法使い』の前日譚になるんですかね。西の悪い魔女の誕生秘話になっています。
僕は『オズの魔法使い』を知らないんです。臆病なライオンとかカカシが出てきたりするぐらいしか知らない。ですが、それでも楽しめましたね。
『オズの魔法使い』を知っていれば、より楽しめたかもしれませんが、個人的には予習しなくても充分に楽しめました。
映画のビジュアルがめちゃくちゃ素晴らしくて、俳優は勿論、セットやCGなど視覚で楽しめました。
作品の世界観が観ていて楽しくて、スケールのデカい映画でしたね。
160分でパート1、つまりは前半だけだったのを考えると壮大な物語がまだ続くのかと思うとワクワクします。
主人公をエルファバ(シンシア・エリヴォ)にしてグリンダ(アリアナ・グランデ)にしたのも正解だと思います。
エルファバが如何にして西の悪い魔女になったのかを語るストーリーですが、悪い魔女?っていうぐらいエルファバの善良な部分が見えています。むしろグリンダ・後の南の善い魔女の方が野心的で傲慢な部分が多いのも面白いです。
アリアナ・グランデの歌の上手さは言わずもがなですがシンシア・エリヴォも素晴らしくてミュージカルの楽曲も良かった。
やっぱりアリアナ・グランデは可愛いですね。グリンダ役を見事に演じていたと思います。
映画の面白さはパート1なので、まだどうなるか分かりませんが、本作だけでいうとかなり面白かったです。この手のファンタジー映画の中でもかなり上位に来るんじゃないでしょうか。
勧善懲悪じゃないから面白いのかもしれませんね。
こうなると早く続編が観たいですね。
日本での公開はいつになるのか、分かりませんがなるべく早く公開して欲しいです。