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唄う六人の女のWonkavatorのレビュー・感想・評価

唄う六人の女(2023年製作の映画)
2.5
唄うどころか、セリフを喋らない水川あさみを筆頭とする
6人の女達はエロくて存在感もあり印象的なシーンも多く、良いのだが…
一方でセリフのある俳優陣が、ダイコンもしくはアクが強くて台無し。
竹野内とその彼女役の学芸会レベルのセリフ回しと対照的に、
山田&竹中のクセスゴ演技のバランスの悪い化学反応は双方のダメな部分を際立たせる結果に…
好きな人には申し訳ないが、竹中直人の演技生理的に無理。
山田孝之はいい意味で個性派俳優だったのに、竹中直人に引っ張られちゃったのか!?
同じ個性派でもアッチを目指しちゃダメだよね!?

テーマこそ環境問題に寄り添う感じで好感は持てるものの、なんかクサくて
イマイチ手放しで絶賛出来ない感はこれらの役者に大きな要因の一つがある気がする…
妖艶な世界観なのに、ツメが甘いというか変なリミッターがかかっちゃってる感じが残念。
本作関係者はミッドサマーでも観て勉強しなおせ!
そっち系に成りえたポテンシャルは見えるだけに監督の次回作に期待。

本編あれだけ綺麗なシーンあるのに、なんでキービジュアルのポスターこんなダサダサなの!?
こういの邦画のダメなところな!!
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