映画スターのオリヴィア(サマラ・ウィーヴィング)は不倫スキャンダルを避けるため、居合わせた駐車係のアントニオ(エウヘニオ・デルベス)に恋人役を依頼する。戸惑いつつも相手をするアントニオと彼の家族の歓待を受けるオリヴィアは、それぞれに自分を見つめ直していく。
楽しく観られるラブコメではあるんだけど、残念なことにオリヴィアの魅力が薄かった!
サマラ・ウィーヴィングは雰囲気が鋭すぎてハマれなかったなー。
それに、アントニオの奥さんの別れたい理由が意味不明だったり、終わり方もラブコメとしては行き先がぼんやりしてたような印象だ。
一方で、アントニオの普通のとぼけたおっさんぶりが楽しくて、エウヘニオ・デルベスの演技は絶妙だったし、自転車盗まれたり、駐車係の仲間たちとの掛け合いもかなり笑えた。
2人が信頼関係を築く様子や、みんなが自分の存在価値を見つける流れは気持ちよく、2時間心地良く観てられたかな。