ゴリアテの憂鬱

ナワリヌイのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

ナワリヌイ(2022年製作の映画)
3.6
プーチンの対抗馬として頭角を現したアレクセイ・ナワリヌイ氏の暗殺未遂事件におけるドキュメンタリー映画。

ロシアの恐さがまざまざとわかる作品でした。

自身にとって不都合な人物には容赦なく暗殺を実行させるプーチンは当然イカれていますが、殺されかけてもなおその陰謀を暴く行動を取り、危険を承知でもロシアに戻ったナワリヌイ(帰国後即身柄を拘束され、現在も服役中)も相当な覚悟を持った人物だと思いました。

人間としての器量が月とスッポンくらい全く違いますが、ガーシーにも議員辞職する前の罪滅ぼしにこれくらいのことをしてほしかったです。