電気羊

ピザ 死霊館へのデリバリーの電気羊のレビュー・感想・評価

3.5
インド映画には珍しいホラー映画仕立てのミステリー。さすがにホラーなので恐怖を半減させるかのようなお決まりのダンスシーンはなかったが、なかなか面白かった。

ピザ屋の配達員が主人公。主人公は大学生の彼女と結婚し、彼女は妊娠する。
彼女の学費や出産費用を捻出するためピザの配達業務にせいをだすのだが。

ある日、とある屋敷にピザを届けるとその屋敷から脱出できなくなる。
おまけに屋敷に憑りついた怨霊に命を狙われることに。
主人公、危機一髪のギリギリのところで警察が屋敷に乗り込んできて主人公の身柄を確保する。
なぜなら、その屋敷は4年前に一家皆殺しの惨殺事件が発生しており現在は証拠保存で立ち入り禁止となっていたからである。

主人公は、警察の手を振り切りピザハウスのオーナーの元へと戻る。オーナーは信心深い性格で幽霊の存在を信じていた。オーナーは主人公を警察から匿い容態が回復するように面倒を見る。

だが、それは真っ赤な嘘で会った。信心深いオーナーの性格を逆手に取った主人公と大学生の彼女がつくりあげたホラー話だったのである。

主人公が一家惨殺に会った屋敷に閉じ込められることにしたのは、実は配達途中に事故に会い一旦、自宅に戻ってから再配達に行くようにしていたのだが彼女がピザの保温バッグに密輸ダイヤが隠されていることを発見する。
主人公と彼女は、密輸ダイヤを横取りしても警察沙汰に出来ないのをいいことにホラー話をぶちあげたのであった。
密輸ダイヤは彼女が持ち逃げし、主人公はオーナーが主人公の話をすっかり信じてから田舎に帰るという計画だったのだ。

だが田舎に帰る最後の日にピザを宅配した家には、作り話のはずだった一家惨殺の被害者の一人である娘と同名の娘が主人公の前に現れたのであった。果たしてこれは偶然か?それとも怨霊の祟りかは視聴者にお任せします敵展開でエンド。

なるほど。
電気羊

電気羊