このレビューはネタバレを含みます
茶番。閉塞的な田舎とか秘密から目を逸らす村人とかそれ故の狂気とか、そういう邦画で見たことあるやつの全部だった。一気飲み→吐いてるところに「大丈夫？」とヒロイン登場とか一線超えた後に主人公の環境が急激に好転する感じとかも、もう全部次の展開分かってるしなんならそこから急降下するオチも全部分かってるし途中からこの茶番展開の良さを探す見方にシフトチェンジしたらわりとあったのがこれ↓
・カタルシスと言える最後の場面が静かなトーンなの藤井監督らしさが出ている
・黒木華の肌荒れに役者魂を感じグッとくるなど
・奥平くんの、ヘラヘラするしかできない感じの役すごい良かった
・自分の中で最近の古田新太が関ジャムのハーフパンツおじさんのイメージで止まってるので、腹に一持抱えてそうな目の奥笑ってない胡散臭い感じの、見たかった古田新太を見れたのは大変満足です
・エンドロール出るまで、あの、最期に全部かっさらっていった激シブおばあちゃんが木野花だと全く気付かず…！え、今再放送やってる『あまちゃん』に出てるあの木野花！？となった まじかっけ〜（あまちゃんキャストプチ集合（木野花、古田新太、杉本哲太）してんのに全然違う役柄なのまじかっけ〜）
