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美しい彼〜eternal〜のMのレビュー・感想・評価

美しい彼〜eternal〜(2023年製作の映画)
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映画館に行くのもレビュー書くのも久々....

作品とは関係ないけど映画館ってやっぱりいいなと、しみじみとそう感じた。ちょっと重い空気とか静けさとか匂いとか緊張感とか。いつもより感情が敏感になるというか。それを再確認できる日だった。

記憶を遡りながら。

「美しい彼」
このタイトルを名乗るからにはスクリーンに映るたびに美しくなければいけない八木さん。そして美しく撮らなければいけないカメラさん。素晴らしかったです。相変わらずいつどんな時も可愛くて綺麗でした。

エンドロールで判明した、ファインダー越し撮影は萩原くんご本人という事実が個人的にすごくいいなと思った。本編見ながらこれはカメラマンが撮ってるところを横からかアテレコで萩原くんが声入れてるのかなとか思ってたからなおさら「わー!」となった。プロの映像でももちろん正解だけどあえて「ヒラとキヨイの世界」を映してくれたところがよかった。

教室での先生との追いかけっこシーン、先生めっちゃ突き飛ばされて吹きそうになった。

学生時代と重ねたシーンが沢山。
ドラマの初回放送が1年半前くらい?
過去のシーンが出るともうすでに懐かしいという感覚になってしまった。そんなに経ってないのにね。

映画を見てるうちに独特の世界観とか相手を神格化してるところとか少し溺れるナイフと近い雰囲気を感じた。

ドラマと比べると少しファンタジー感強め。
ドラマはもっとどんよりした雰囲気があって、もちろんそれもフィクションであってファンタジーになるわけだけど、映画はもっとフィルターがかかった「美しい彼」という感じでした。

この作品は2人の関係性を理解してこちらも一緒に熱くならないと恥ずかしくなってしまうところがあるので私はどちらかというとアート作品を見ている感覚で見てました。でもたまに現実的になってしまって面白くなったり。

登場した役者さん、みんな美しかったです。
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