このレビューはネタバレを含みます
ひらきよ2人がとにかく尊い。清居が平良と付き合ってくうちに大人になって、平良の無自覚な不器用さを受け入れて待ってあげてるところが好き。平良が撮った清居が一番キレイだ。
2日開けてもう一回観た。
映画を観た後、シーズン1・2をもう一度観て、一周目で見逃していた清居の視線や仕草に気付いたり、平良の気持ちをより深く理解できたりして、これは映画ももう一度観なければと思い、上映期間終了間際に滑り込んだ。
映画としてはツッコミどころも多いんだけど、そういうの全部どうでもよくなるくらい平良と清居の2人が尊い。尊すぎて幸せすぎて、2人がスクリーンの中で幸せなら何もかもOK。
一周目は、ドラマからずっと、キモウザの平良に感情移入して観ていた。でも平良の言動は突拍子のないものも多いし、清居のこと好きでたまらないのにそんなこと言うんだ？！と驚くこともある。清居は清居で、実は平良に惹かれていたとモノローグで分かってからは可愛いんだけど、心の中が分かるまでは傍若無人なキングすぎて、いまいち感情移入しづらかった。結果、尊いなという感情はありつつも、2人のことを理解しきれないで観ていた。
二周目に入って、平良の世間一般からちょっとズレた純愛とか、清居の心の内に秘めた寂しさとか、そういうものを念頭に置いて観たら、2人がどんなにお互いを求め合っているのか物凄く切実に理解できた。清居、おまえ、なんていじらしいんだ。お互いに一目惚れだったんだな…。
清居を傷付けられてブチギレる平良と、平良が怪我をして泣き縋る清居のシーン、初見の時もとても良かったんだけど、二周目は格別に良かった。2人とも不器用で、お互いが大好きなのに直情的な行動をあんまりしないから、お互いの為に感情が思い切り噴出するあのシーンの破壊力が強い。
二ヶ月間上映し続けてくれた映画館に大感謝。おかげでこんな最高の体験をできた。エターナル。
