ノルマンディー上陸作戦の成功をたたえるようなドキュメンタリーかと思ったらそうではなかった。
戦場がいかに過酷だったかいかに犠牲が多かったかということが実際の兵士の証言で延々と語られる。なのでひたすら悲惨。
そういう意味じゃ連合軍万歳のドキュメンタリーではない。ユダヤ人、黒人、日系人、女性などマイノリティーが戦ったことも強調されており良心的な作り。
一方で、ナチスはともかく戦場となったフランスの町の被害についてはあっさり。あの町の人たちはどうなったんだろうというのが気になった。
どっちにしろ戦争はこわい。ギリギリの勝利なのでナチスが勝ってたら世界はどうなってなんだろうと思わせる。