botanicsさんの映画レビュー・感想・評価

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満ち足りた家族(2024年製作の映画)

4.2

淡々と進みテーマもそれほど目新しくはないんだが、役者がみな達者なのもあり家族のドラマに引き込まれる。
登場人物それぞれの個性が良く描けているうえに、二転三転しつつ裏の顔がどんどん出てくるのが面白い。
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.9

韓国の歴史モノというものをちゃんとみたのは初めてだが、韓国文化含めて興味深くて面白かった。
主人公が人間くさいのもいいし、人々がそれぞれの正義を抱えているというのもシンプルな勧善懲悪じゃなくていい。
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.7

映画館でみたときはそれなりに面白いと思い原作まで読んでいたのだが、岡田斗司夫がファーストコンタクトものとして最高の作品と解説しているのを見て改めて鑑賞したら、その通りだった(笑)
この10年で自分の人
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秋が来るとき(2024年製作の映画)

3.9

ほのぼのしているのかと思いきや、ブラックな味わいとミステリー要素のあるお話。
母娘関係の一筋縄じゃいかないところをうまく描いている。ただしフランス映画らしく表現はあっさり。
重要なことのいくつかはあえ
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怒り(2016年製作の映画)

3.8

国宝つながりで鑑賞。
原作者も同じなので感想も国宝と似たようなものになる。
映画としてよくできてるし、面白いし、映像も美しいし、役者もみんないい。だけど物語と人物がやっぱり薄いというか悪い意味でのエン
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国宝(2025年製作の映画)

4.2

ひとことで言うと非常に巧みな映画。見に行って損はないという評価は正しい。3時間の長さにおじけづいていたのだが、おそろしいほど時間を感じさせることなく引き込まれる。映像、脚本、演技、みんな巧み!
素晴ら
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

前半の繰り返しがかなり退屈。結末ありきの設定なので全然入りこめない。
ラスト、わかってるのならベビーカーが落ちるのを止めたらいいんでは? 
夫婦の描き方も薄っぺらいし、正直感動ポイントがわからない。大
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陪審員2番(2024年製作の映画)

3.9

地味だがコワイものを突き付けてくる。
正義感というか良心ゆえに葛藤する人達の話。
現実世界では、平気で嘘をつき良心のカケラもなさそうな人間がのうのうと生活して、あまつさえ権力者や成功者になっている中、
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ドールハウス(2025年製作の映画)

4.0

「怖さを楽しませる」ことに徹底した作品。なので怖いけど笑えてしまうような、怪談話やお化け屋敷の雰囲気がある。ジャンプスケアも、くるぞくるぞ…ほらきたあ、って感じで悪趣味じゃない。
人間ドラマ的な部分も
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.7

デンマーク版コールドケース&トゥルー・ディテクディブ。謎を最後までひっぱるというよりは謎側も並行して描いていくという親切設計。
犯人の背景なども描かれるが駆け足なのでドラマ性は低め。
社会不適合型刑事
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

1のシャープさはないんだがサスペンス度はアップ。
1以上にいろんなネットツールを駆使するのは面白いんだけども、普通の高校生なのに有能すぎるのでリアリティ度は薄まった。
事件の背景をFBIがまったくスル
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

物語や映像や解釈がどうこうというのではなくて作品自体の持つ迫力に最後は感動してしまった。
宮崎駿の全存在をぶつけて作られたのだと感じられ、あの歳でまだこれほどのエネルギーを持っていることに圧倒された。
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.5

絵はかわいくてよかった。
物語的にはその選択じゃなくてもいいんじゃ?と思ってしまった。
夫婦とかカップルならわかるんだけども・・・。

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.6

ロボット・ドリームズつながりで観賞。
実話というポイントは強いし、組み合わせの意外性はわかる。ただドリスを選んだ理由や関係が深まっていく過程は、フィリップの視線や笑顔などフランス映画らしくあっさりした
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教皇選挙(2024年製作の映画)

3.6

どんでん返しが続いて目が離せない推理サスペンス・・・という評判でいろんな人に勧められて観賞。
2時間飽きずにみれたのは間違いないが、期待したほどハラハラドキドキはせず全体的に地味な展開。登場人物が9割
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

サーチが面白かったので同じ監督のこちらを鑑賞。
映画ではわりとありがちなテーマかつ派手な展開はないのだが、息つく間もなく最後まで持っていくのはサーチと同じくさすが。
よくできたエンタメ作品。
サーチは
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.3

面白い。よくできてる。
すべてがネット情報で完結しているのだがスピード感がすごいし、リアルをあますところなく表現できている。
誰にもおなじみのSNSなんかを駆使して真実に迫っていくので、自分もその場に
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八犬伝(2024年製作の映画)

3.7

劇中劇の八犬伝は物足りなさはあるものの、馬琴、北斎、南北ら作家同士のやりとりが面白い。今期の大河ドラマべらぼうでも描かれている時代でもあり、興味深く見た。メインの役者がやはりいい。
八犬伝部分はもっと
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.1

シチュエーションは面白いが設定が甘いというか雑。
普通に生活音を立ててるように見えるからどこらへんの音からが危険領域なのかよくわからない。
小さい音が大丈夫なのなら無理に裸足になることはないだろう。走
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

4.5

1本の映画を見るようなドキュメンタリー。白髪の老人となってもちゃんと美しく絵になるのはやはりすごい。この繊細で複雑な人が演じたからこそ、タジオは単なる美少年じゃなく美の化身となったのだろう。
ただビス
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.3

欧米って夫婦の現在地がここなんですか、と少し驚いてしまいました。
日本が先を行ってるとは全然思わないけども。

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.0

命や寿命について考えさせられるSFとしてはPLAN75やオールドと同じく良作と言えるのではないでしょうか。
思春期~20代にかけての若者たちの物語なので甘酸っぱく切なく始まるが、やがて・・・
約束のネ
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透明人間(2019年製作の映画)

3.2

カメラワークによる演出が何も起きないのにコワイ。
じわじわ恐怖が積み重なる前半が特にこわい。ヒッチコックのガス燈を思い出す雰囲気。
後半のアクションは前半に比べると作りが荒い感じがした。強すぎるし。
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.9

関心領域観賞後にエグすぎない映画やドキュメンタリーを見ていてこれもその1つ。
風光明媚な場所でリッチそうな食事やコーヒーやアルコールをたしなみながら、ドイツ高官たちがおそろしい会議を繰り広げる。ほぼ史
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D-デイ ノルマンディー上陸(2019年製作の映画)

3.8

ノルマンディー上陸作戦の成功をたたえるようなドキュメンタリーかと思ったらそうではなかった。
戦場がいかに過酷だったかいかに犠牲が多かったかということが実際の兵士の証言で延々と語られる。なのでひたすら悲
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.8

関心領域のインパクト冷めやらぬうち、うっすらとしか知らなかったヒトラーの最期を知るべく観賞。軍人がたくさん出てくるので誰なのか調べつつ見たが、記録に忠実に再現されているよう。
ナチスドイツ崩壊までの数
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ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

3.0

いろんな考えさせらる要素を含んでいるのだがそれぞれ今一つ深められなかったような。
グロがないのはよかった。
ところどころ音で無駄におどかしすぎだが。

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.9

不思議な味わいのダークファンタジー。
残虐シーンやこけおどしのホラー要素ほとんど使用せずこの物語を仕上げたことに拍手を送りたい。だいたいこの手の話はそういうのでインパクトや話題性を得ようとするのが常な
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ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

3.8

サスペンスとアクションの描き方がうまいので引き込まれる。
出来事自体はひねりはないというか奇をてらっていないので、むしろ古臭さを感じないエンタメになっている。

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)

3.8

幸も不幸もない平坦な超管理社会からやがて・・・って話。
シンプルに作ってあるのでSFとして設定がいまいちよくわからないところがあるのだけれど言いたいことは伝わってきた。カラフルな世界が美しいね。
前半
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

日本人としてはかなり複雑な気持ちになる映画。かといって日本人を不快にするような形では決して作られていない。核兵器が人類にとって愚かな選択であるという考えは貫かれている。
原爆の実験が成功したときの関係
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.9

意外なシーンが多くてなかなか目が離せない映画。
さすが鬼才の作品って感じ。
主人公がなんかいろいろ考えてそうだけど脳筋で不思議なキャラだなあと思ってたら本職をあとで知って妙に納得。
今の映画に比べたら
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

面白い設定だし映画としては悪くないと思う。
ただ主人公の暴走っぷりについてくのがキツくなり後半は倍速で見た。
いろいろ予見できる間違いを犯しすぎ。いい人なのはわかるんだが。オチもこうだろうなと思った通
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.9

DV夫のリアリティが感じられる。一番の被害者は子供なんだなというのもよくわかる。
もちろん夫=父親が最低なんだが、母親も愛情がありつつ子供を守り切れない。もっとやれることがあるだろうと思える。そういう
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

林檎とポラロイドを見たあと、監督が好きな映画ということで観賞。途中で見たことがあると気づいたが結末を覚えておらず最後まで。
ジムキャリーは内気な役がはまりすぎて最初誰かわからなった。ケイトはこの役には
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.1

ヨーロッパ映画らしく間がたっぷりで、話が暗いというより映像が暗い。
台詞は少なく心に残るものもあまりなかった。雰囲気を味わう映画かな。
ひたすら林檎はおいしそう。