あきら

ナヌムの家のあきらのレビュー・感想・評価

ナヌムの家(1995年製作の映画)
4.0
今もしきりに耳にする慰安婦問題。

横領がどうとか補償金がどうしたこうしたはとりあえず置いといて、この映画で「慰安婦」と呼ばれる女性がいたことを知った。
そもそも「慰安婦」なんてシステムが存在したことが驚愕だった。

慰安⁈なんだそれ⁈
奴隷と何がちがうんだ⁈⁈⁈

そしてこの問題は日本がどう韓国がどうというだけじゃない。
世界のどこかで戦争が起こるたびに、性的に搾取され蹂躙され傷つく女性が必ずいるという事実。
たとえば形やシステムが違っても、必ず、だよ。

兵士として戦場にいなきゃいけないストレスはそりゃものすごかろうというのはわかる。
いつ死ぬとも知れない毎日なんて、きつい。当たり前だ。
だけどその解消のために、なぜ女性の身体を必要としなきゃいけないんだよ吐きそう。

この映画が単体でどこまで真実なのかとか、どうでもいい。
ちょっと歴史を探れば山ほど出てくる実例があるんだし。

本当に本当に戦争なんてろくなもんじゃない。
あきら

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