不気味なキャラクター、独特な絵のタッチ、不安を煽る音楽、一度観たら忘れられない世界観。
我々人間がペット、或いは家畜、害虫として扱われる所謂「価値観の逆転」作品でゆうと猿の惑星やミノタウルスの皿なんかがこれより昔の作品で有名どころではあるけれど、この作品の肝はやっぱり独創的過ぎるビジュアルであってその点に関しては群を抜いている。
この気持ち悪さとシュールさがカルト的人気を誇る理由だろう。
制作に4年もかけたってんだからそりゃすげえやな。
ただ一度観たら忘れられないから一度観たらもういいかなという気もする。