MasaichiYaguchi

ガンズ&バレッツ CODE:WhiteのMasaichiYaguchiのレビュー・感想・評価

ガンズ&バレッツ CODE:White(2022年製作の映画)
3.2
オルガ・キュリレンコ、マイケル・ルーカ、ブルース・ウィリス、ジョン・マルコビッチが本作は、殺し屋や刑事、マフィアが入り乱れ、大量の銃弾が飛び交う激闘が繰り広げられる。
凄腕の殺し屋ゲイブは麻薬組織のボス、アーノルドから数々の暗殺を請け負い、その確かな仕事ぶりで裏社会では知られた存在だった。
しかし、愛する妻が亡くなったことで引退を決意する。
最後の任務として組織の秘密を握った女刑事フリンの暗殺を命じられたゲイブだったが、標的であるフリンに亡き妻の姿が重なり、引き金を引くことが出来ない。
フリンとゲイブは共闘して組織を相手に戦いを挑むことになり、アーノルドはゲイブを粛清しようと凄腕の殺し屋たちを差し向けていく。
女刑事フリンをオルガ・キュリレンコ、殺し屋ゲイブをマイケル・ルーカー、麻薬王アーノルドをブルース・ウィリス、アーノルドの護衛フォレットを「RED レッド」シリーズでもウィリスと共演したジョン・マルコビッチが夫々演じている。
原題は「White Elephant」なのだが、終盤になって初めて、このタイトルの意味がはっきりしてくる。
或る意味、本作は愛妻への“罪滅ぼし”的な要素を軸に、善と悪との鬩ぎ合いを、ガンファイトで描いているような気がする。