このレビューはネタバレを含みます
ルワンダ虐殺については、映画などで以前にも観たことがある。
よく何日も狭い中で生き続けたものだ。
精神をなんとか保てたのは、1人ではなかったから。
ツチとフツの歴史を辿れば、ほとんど同じ民族なのに他の手から分けられ、それにより戦いとなってしまう。
どちらかが有利になれば、どちらかが反発する。
そして、反発がまた酷くなって復讐となる。
人はより大きな敵ができなければ、ある集団の一方的な利益のための戦争をなくすことができず、団結できないようなところがある。
こういった戦争で残虐性のある行為を罪の意識もなしに及ぶのは人間じゃない。
気の毒なのは、自分はやりたくないのに、家族を守ろうとして残虐行為を強制させられる人々だ。
辛すぎる。酷すぎる。