アインシュタインの功績メインではなく、原爆との関わりと後悔。
原爆を作ったのではない。ただ、ヒトラーをとめたいから、署名した。
今月末からクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が上映される。
そのため、原案となった上中下の現在、中巻の後半を読んでいる途中。
原爆が落とされ、その後、原爆の父オッペンハイマーも苦悩していく。
ヒトラーの横暴。ドイツが原爆の開発をしているから対抗するため急いで作られた。
しかし、その前にヒトラーは負け自殺した。さらに、日本も降伏しようとしていることも伝わってきていたと書かれている。
そんな中、原爆は落とされた。
脅威を見せるため。これで戦争を終わらせることができると思った。
長崎にも落とした。
広島はウランを使った原爆、長崎はプルトニウム。どちらも威力を見たかった実験として選ばれた土地だ。
いぜれにせよ、科学者、物理学者は新しい発見をしたがる。それが何に繋がるかとか、そんなとんでもないことは現代に起こらないとも思っている。アインシュタインはそう思っていたひとり。
原爆はあの時作られなくても誰かがいずれ作っていただろう。そして、実験はどこかの国で行われただろう。
人は中途半端に賢くてバカだから。
もう現代は爆弾を作らなくてもハッキングなどで世界を混乱に陥れられるようになるだろうし、平和はその隙間にある。
発展していくと良い面も多く出てくるけど、それ以上に少量の行いで悪い面が良い面を上回ってくるのだと思う。
アインシュタインの大きな平和への願いはなかなか叶わない。
まだ、戦争をしている国はあるし、これから起こしたくてたまらない国もあるのだ。
考えを改めて欲しい。